• 新卒採用コンサルティング

学生の母集団をイベントで形成し、
マッチング重視の採用に成功

株式会社アリーナ

株式会社アリーナ
代表取締役 鈴木 謙吾 様

1990年設立。名古屋市守山区、尾張旭、瀬戸エリアを中心としたドミナント展開で、処方せん調剤専門薬局を14店舗運営。「親切・丁寧・迅速」なサービス提供と、「人を大切にする」基本姿勢を徹底し、さらに一歩先を目指した新しい薬局づくりにチャレンジしている。


弊社のサービスを導入した背景について教えてください。

鈴木:

以前も採用コンサルは利用していたのですが、大手と同じようなやり方に疑問を感じていました。要するに、人材サービス会社が開催するイベントに出て、母集団を集める方法です。1回50万ほど出展料がかかり、年間6回ぐらい。そこから会社説明会に参加する学生の比率は低いし、ブースでの説明会は15分ほどであまり記憶に残りません。さらに会社見学まで来る学生は非常に少ない。うまくいって年間4人ほどで、ゼロの年もありました。

中小規模の企業が大手と同じやり方をしても人は絶対に来ないな、とずっと思っていましたね。うちはマッチングを重視しているのに、とにかく学生を誘って、電話をする営業のような方法を勧められるのも嫌でした。でも、それに代わるノウハウがなかったんです。

ドラファルマさんを知ったきっかけは、ドラファルマの担当の方が企画した「薬局経営者のつまみになる話」というイベントです。地元企業の社長が僕を入れて3名、学生さんが20名くらい集まりました。学生さんの席を回って、時間をかけていろんな話ができました。こういう距離が近いイベントをたくさんやると母集団が形成できるし、先につながる確率も高いと感じました。

鈴木様

サービスを導入する際、どんなことを期待していましたか?また、その結果についてお聞かせください。

鈴木:

大手と一緒に企業展のようなフェアに出るのではなく、もっと違った方法で学生さんとの接点をつくり、深く関わって母集団をつくることを期待していました。

結果としては、本当に思惑通りでしたね。ドラファルマさんがいろんなイベントを計画してくれて、学生さんを集めてしっかり接点を持つことができました。学生さんと良いかたちで出会う機会がつくれて、非常に満足しています。

成果が生まれた要因について、どのように考えていますか?

鈴木:

それは、ドラファルマの新井社長や田代さんが、実際に薬剤師を採用していた経験に基づいているからじゃないかな。どんなことをすれば学生と接点ができるのかわかっているし、引き出しがたくさんあると感じました。

薬局で働いたことのないコンサルは、データや想像だけでアドバイスをするけれど、ドラファルマさんは実体験が根本にあって、苦労も知っているから説得力がある。ついて行こうという気になりますね。母集団形成も一緒にやってくれるので、心強かったです。

導入前と比べて、会社の変化を感じていることがあれば教えてください。

鈴木:

一番の変化は、採用活動を通して会社の強みが明確になったことです。ドラファルマさんのサービスは、スタッフと学生さんが多くの接点を持つやり方なので、いろんな店舗のスタッフが学生さんに会社のことを教え、本音で語るようになりました。

それで、最後に学生さんがアウトプットしてくれた会社の特徴や強みが、僕が思っていたことと一緒だったんですよ。これは大きな気づきでしたね。スタッフも同じ認識を持っていたことがわかり、自信を持って会社の強みを打ち出せるようになりました。

弊社の担当者について、率直な感想をお聞かせください。

鈴木:

イベントの提案から母集団の形成まで、担当の方は非常に頑張ってやってくれたと思います。面接が決まった学生さんへのアクションや、内定者が離脱しないようなフォローもしっかりしてくれて、1年を通して安心して付き合えるパートナーでした。採用の面接に関してもアドバイスをしてくれました。

今回、内定した3名の方について、どんな印象をお持ちですか?

鈴木:

面接ではそれぞれ1時間くらい話をさせていただき、皆さんうちの薬局の特徴をしっかり理解してくれていると感じました。その上で入社を希望してくれた人たちなので、愛情が湧いてきますよね。私たちも頑張って、ちゃんと育てていこうという気にさせてくれました。マッチングを重視した採用ができた結果と思います。

今後の展望についてお聞かせください。

鈴木:

もっともっとスタッフに成長してもらって、その結果、会社が大きくなればいいなと思っています。薬剤師の業務をして、店長をして、マネージャーになって終了というような既成概念にとらわれてほしくないし、社員の成長に合わせてフィールドを広げられる会社でありたい。ポジションありきではなく、人に合わせて仕事を提供し、社員も会社も一緒に器を大きくしていける関係が理想ですね。そのために、採用と教育はとても大事だと考えています。

[インタビュー日:2025年4月]

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